メンヘラという名の遊び ~すべてのメンヘラ人へ捧ぐ~
今日は「メンタル弱い系メンヘラ男女」へ向けた話をしたいと思います
あなたの周りやあるいは自分自身がメンヘラだという人はどれくらい居ますか?
正直な事を言うと私自身、メンヘラ気質を持っています!
事あるごとに
「うわぁあああああん!もうダメだぁあああん!世界のEND!だぁああああああん」
そう嘆いていました
実際はもっとジメジメした嘆きでした。笑
そのことをずーっとずーっと引きずっていつしか
「誰もボクのことなんかぁ見てくれないんだなぁ。在りのままのボクを受け入れてくれる奴ぁいないんだ…。ボカァ世界でひとりぼっちなんだなぁ……みつお」
みたいな事を思いながら悲観した世界に浸っていました
正直、今は完全に黒歴史!としか言いようがありません。笑
この黒歴史を封印していたかったのに、先日古い友人と会った時
「そういやオメェ、昔なんか世界で俺は一人ぼっちとか言ってなかった?」
パンドラの箱だろうがよぉおおおおおおおおおおおう!
そういうことを思い出しちゃダメだし言っちゃダメでしょ!?
なんでだ!ケンスケ!なんでお前を俺を苦しめる!?
昔の私なら友人(ケンスケ)の顔面にダイレクトアタック(びんた)を仕掛けているところでした
時を経て私も大人になり笑顔でこう返せるようになりました
「そうだよ。『世界』っていうキャバクラでいつも僕はひとりぼっちにされるんだ」
これくらいの冗談を言えるくらいにはなりました
若い頃のメンヘラは自分の殻に閉じこもるメンタル自衛行為
在りのままの自分を認めてくれない世の中や人々を受け入れない!
今の自分が傷つかない自分だけの世界に閉じこもる
やはりこれもメンタル面で弱さがあるがゆえの自衛行為なのだと思います
若い頃というのは繊細で傷つきやすくて脆いものです
ちょっとした事が気になってしまいます。口元にできたニキビとか
要は自分の悪いとことを認めたくないがゆえに殻に閉じこもってしまうんですね
メンヘラは病気じゃない。「メンヘラは甘え」
メンヘラはいわゆる精神疾患とは少し違います。メンヘラ=精神疾患と捉えると本当に鬱病やそれに準ずるご病気の方に失礼です。
よく「鬱は甘え」などと口走る方がいますが、あれほど一方的な暴言はありませんよね
誰にも甘えられない鬱患者がどれだけいるか
でも「メンヘラは甘え」だと思います
メンヘラは甘えなんだから放置しておけ!という意味ではなく文字通り
「メンヘラ行為は甘えたい行為」なんです
こんな自分を受け入れて欲しい。という明確な意思表示です
ご理解いただけたでしょうか
メンヘラは何一つ得しない
結論から言うとメンヘラってなんにも得になりません。笑
自分のメンヘラ時代を俯瞰して見れるようになった私の意見ですが
「メンヘラは遊び」です!
当時は本気で悩みましたけど、解決方法は自分の意識を外へ向ける以外ないですからね
俺(ヘモヘモビン)のこと受け入れてぇ、優しくしてぇ、甘えさせてぇ、可愛がって、気にかけて、心配して、凄い奴と思って、楽しい奴と思って、可哀想な奴と思って、かまって~
超ウザいでしょ??笑
メンヘラに対して心の隙を見せたら必ず付け入られます。そしていつしか二人は共依存なんてことになりかねません
本当にメンヘラは得をしません。はたから見れば「暗くてめんどくさい奴だなぁ」程度にしか思われません
異性なら遊ばれてポイされる可能性もあります
それがメンヘラに拍車をかけるでしょう
メンヘラをやるならしっかり一線を敷きましょう!
メンヘラは伝染する!
残念ながらメンヘラは伝染します。一番伝染しやすいのは「共感」しやすい人です
どんな話でも共感してしまったり、映画や漫画やアニメなどの登場人物で悲劇的な生い立ちを背負っているキャラクターを見て
「可哀想…俺(私)ならこの悲しみを理解してあげられるのに」
なんて思う感受性が強いタイプです
気を付けてください。あなたはメンヘラになりやすいし伝染しやすいですよ!
感受性が強い人はすぐ共感してしまいます。もちろんそれ自体は優れた能力ですが、メンヘラ相手になるとそれが弱点になり得ます
なにより、長時間メンヘラの相手をする環境にいる場合、相手の事を考えすぎて思考パターンがメンヘラよりなってしまうなんて事はよくある話です
メンヘラとは一定の距離と用法用量守って接してください
若きメンヘラ達へ
私は若い頃メンヘラでした。メールとかすぐ返しちゃうかまってちゃんでした
自分と向き合う機会を無視し続けていたら未だにメンヘラだったと思います
想像してみてください。オッサンのメンヘラを!
オッサンが「かまってちょーよ。ねぇかまってかまって~」なんてことをやってる姿を
気持ち悪いでしょ?
メンヘラというのは若い頃だけに許された「遊び」です
どんなに長くても20代までの遊びです
それ以降も続けることができる「遊び」ですが、子どもに混じって砂場で遊ぶようなものです
もちろんそれ自体は否定しませんが、その遊びをやっている限りあなたは永遠に満たされません
メンヘラな自分と向き合えるのは自分だけです
誰かが自分を受け入れてくれるなんていうことに期待してはいけない
「メンヘラという自分の一部」に対して「もうやめようか?」と注意してあげる自分を作ってください
辛いかもしれないけど本当の意味で在りのままの自分を見つけてあげてください
俺にありがとう、
俺にさよなら、
そして、
全ての俺に、
おめでとう!!