自分と他人を比べると自分の良さが埋もれていくし、まずは他人の良さを認めよう
生きている限り様々な競争にさらされるのが現代社会ですが
仮に競争という手段がない社会だとしても人間は自分と他人を比べっこしてしまうものではないでしょうか?
私も注意しているもののついつい自分と他人を比べっこしていまう癖があります
癖というより最早これは人間の本能なのかもしれませんね
自分と他人を比べているとある事に気づきませんか?
私は自分を基軸に優劣をつけている事に気づきました
この人は自分より太ってるな。この人は自分より仕事が出来そうだな。この人はモテそう、モテなさそう。優しそう厳しそう等々
そして私は劣等感を覚えたくない為、優越に浸れそうな相手のみを自分と比べていました
人というのはなんだかんだいってマウントを取りたがる生き物なのかもしれません
要するに誰かを貶して見下して自分を棚に上げるという事を自然にしているんですね
そういう事をずーっとやっていると次第に
「あれ、今あの人俺のこと見たよね?比べてるんだ!自分と俺を…。俺の方が短足で自分の方が足長だってことを比べてるんだぁ!?」
そんな意味不明の被害妄想に駆られてしまい、どんどん卑屈になって歪んでいくような気がしました
自分がコンプレックスに感じているところや、自分のダメなところに「強制的に気づかされる」ようで目を背けるようになってしまいました
少しでも自分より若くて優れてそうな人と自分を比べるのはやめて、自分よりダメそうな人と比べて気持ち良くなろう!
という意識の方が自然と勝っていきました
自分と他人を比べてしまう事は仕方ない。ただし、比べた方に注意を
要は見下して優越感に浸るのか、見比べて劣等感に苛まれるのか
答えは良いとこ取りをしてみる!です
明らかに自分より優れた人がいても
「凄い人だ!こんなに優れた部分があるんだなぁ」と認める
ただし、見下すのはダメです!
他人を見下して得る良いことなど「自分が気持ち良くなる」ことだけです
そういうマスターベーションは卒業しましょう
もし見下しそうになった時はその人の良い部分を一つ探すよう努めてみましょう
その後、「自分も他人の良いところを認めることができた。ちょっと器が大きくなれた」と自分で自分を褒めてあげてください
あなたの良い部分が一つ増えますよ
どうでしょう?
ただ単に自分と他人を比べて優劣を感じるだけでは自分の良さが埋もれていくばかりです
それどころか他人の良さに気づけず「自分以外は全員同じ」というどこぞのブラック企業社長みたくなってしまいます
自分の良さに自分で気づいてあげてください
その良さが例え世の中で一番じゃなくても良いんです。比べたらまた埋もれていきます
自分の小さな良さを見つけて磨いてください
その内、自分の良さを他人が重宝してくれることになりますよ
演じていれば本当になる
最初は他人を認める自分に違和感があるかと思います
こんなのは自分じゃない!気持ち悪い!どうして相手の事認めなきゃいけないんだ!?
そういう気持ちになっていきます
自分から譲歩しなくちゃいけない事に腹が立つんですよね
そんな時は他人の小さな良さから少しずつ認めていくようになってみてください
それから少しずつその人の全体像が見えてくるはずです
良いとこも悪いとこも全部見た上で「この人はこういう人だ」と割り切る事ができます
それが出来た時、新しい人間関係を構築する際、少し楽になれますよ
そんな方法は自分に合わないから絶対しない!
もちろん、それでも構いません
嫌な人や劣等感を覚える相手に対しての情報は極力入れず、必要最低限のやり取りだけしていきましょう
世の中には「生理的嫌悪感」や様々な事情があって「許したくない相手」もいます
私にもいます!
そういうケースの話ではない事はご理解いただけていると思います
自分を無条件に受け入れようとしない相手を受け入れない!とするのは楽な方法だけど決して楽にはなりません
むしろ後々しんどくなっていきます
それよりも、「どれどれ、この私が一つ受け入れてみようかな」という余裕を持ってみてください
いきなり他人の良さを認めるのが難しかったら身内や友人や恋人や子どもでも構いません
むしろその人たちの良さを優先的に認めてあげる方が大切だと私は確信しています
比べるのは物と物だけにしておいて、人と他人を比べるのはやめましょう
ギガマック食べてる人とチーズバーガー食べる自分を比べたって意味ないですよね?
私がジャンクフードに求める水準はチーズバーガー程度ですが、他人はギガマック程度を求める
それだけです