「自分は他の人とは違って特別なんだ」を捨ててみる
これはニートに限った話ではありません
世の中の大抵の人は自分を特別な人間だと思い込み、都合の悪い事は他者のせいにする
別にニートだからそうなわけではありません
もし全てのニートがこんな考えなら悩んり苦しんだりしませんよね
心のどこかで自分という存在と向き合って
「世の中じゃなくて自分が悪いのではないか？」
と無意識に自問自答してしまうんです
自分は特別じゃない事に気付いた時
自分は目に見えない力や何かに選ばれた存在で、些細な事やみんながやってるようなことなんてする必要がない
自分はもっと大きな事や重要な事をやらなくてはいけない！
そう考えていた時期が私にもありました
だって思うじゃなーい！
ちょっと褒めそやされたり
ちょっと特別っぽい人と接点持ったり
ちょっとそれっぽい出来事に出会ったりすれば！
「あー俺様はそこいらの人間とはちょっと違う特別で優秀な人間に違いないね」
「それを解らない奴らが悪い！」
「俺を尊重しろ！」
これっくらい傲慢で痛い時期が若い頃にはありました
今思い返すだけで顔からファイアです（ワイヤレス的な発音）
自分が特別な人間じゃないと気づいたのは社会に出た時でした
私は社会でいうところの無能で使えない人間でした
おまけに根性なしでメンタルも弱い
いつか誰かが何とかしてくれるに違いないと考えている人間でした
しかし、私は人口一億数千万人といる日本ではありふれた人から突出した存在ではなく
零れ落ちた凡人だったわけです
その事実に気づいたとき恥ずかしながら悔し泣きしてしまいました
どうして俺じゃないんだ！？って
そこからが本当の意味でありのままの自分と向き合うスタートでした
自分は自分にとって特別な存在
自分が特別な人間じゃない事に気付いたものの、この体もこの脳も捨て去る事はできない
いくら特別な人間じゃなくても、痛いのとか怖いのとか嫌だ！って思います
他人にとって自分は全く特別じゃない有象無象のひとりに違いない
でも自分を幸福にしてあげるのは自分にしかできない
自分を大切にしてあげるのは自分しかいない
他の誰もが無関心な自分の気持ちと向き合えるのは自分しかいない
自己愛性人格障害？
そういった類の話でない事は読んでいただけるとご理解いただけると思います
少なくとも自分の悪い部分を見つめて「気を付けよう」「直していこう」と前向きに考えている人を自己愛性人格障害と呼ぶのは勝手な決めつけではないでしょうか？
ナルシストだろうが自分大好きだろうが、自分自身と向き合って悪いところに気付けることを私は尊敬します
特別を相手に注ぐ
他者にとっての自分は特別じゃない。それを知ったかたは是非とも自分が大切に思う人に「特別」を注いでください
自分は特別な人間じゃない
それでも自分を大切にできるのは自分だけと気づいたあなたはきっと他者の考えを尊重にできる人になれます
私もそうなれるよう少しだけ頑張ってみます
