いま、働きたいけど働きたくないあなたへ
お久しぶりです。ヘモヘモビンです
皆さんは潜在的労働力をご存知でしょうか?
言わば 働けるけど働かない を選択した人達の事です
以前同じテーマで記事を書いた後、自分がそうだというメールを何件かいただきました
過去、働けるけど働かなかった時期が私にもありました
毎週のように無料求人誌を取ってきて良い所はないものかと眺めやっていました。笑
結局どの求人を見ても働きたいと思える場所がなく、次第に求人誌を取りに行く事も減って
一時期は何もせずボーっとしていました
現在日本では、働けるけど働きたくないという潜在的労働力が635万人存在しています
(※2016年9月)
働きたいけど働けない問題
この潜在的労働力は、様々な事情や理由がありつつも結果として ❝働かない❞ ことを選んだ人とした場合
単純に635万人も働いていない!とするよりも、働かないこと選んだ多くの理由を一度精査してみる事も大切ではないでしょうか?
この巨大な数字を最終的にどうしたいのか、増やすより減らしていく方向で考えるならば個別の理由・事情があるにせよ
どのような理由・事情がどれくらいの割合を占めているのか、そしてそれらは対応可能かを考えてみてもいいのでは
働きたいけど働けない理由の中に、親の介護や子どもの育児や持病など、そういった事情を持つ人が多い場合もあります
私自身、間もなく親の介護という問題に直面する時期に入っております
その時に今やっている仕事や生活をどう切り盛りしていくかを真剣に考えなくてはいけません
しかし、今回は特にそういった問題はないが働かないことを選択した人の事について言及していきたいと思います
私自身が働いていなかった時の理由
自分の都合(理想)に合う仕事がなかった。というものです
かなり自分勝手な理由かもしれませんが、求人というのは条件が一方的だなぁと当時の私は思っていました。笑
今なら交渉できるのですが、その時の私は受け身で主張しない人間だったので諦めていました
どんな仕事の内容も ❝自分には不向きかも❞ と思い込み
どうせ迷惑をかける。役に立てない。家から遠い、馴染めない、やったことないし怒られるかも、人間関係で苦しみたくない、どうせ働いても何も変わらない
とにかくネガティブで働かない理由を自分の中で作り出しては大きくしていました
もし同じような気持ちを抱いて働かないこと選択した人がいるとすれば、私は大いに共感できるし出来れば力になりたいと思っています
自分自身の過去なので今なら笑い飛ばせますが、当時の私と同じ気持ちでネガティブの連鎖に苦しんでいる人がいるのかもしれない
それはこの潜在的労働力と呼ばれる635万人の働かないことを選択した人たちの中に大勢いるのだとすれば、まずは誰かが声をかけてあげる事が大切ですよね
私の経験上、思考がネガティブの連鎖に捉われている時は動きたくもないし意欲もわいてこなくなります
つまり、動けるけど動けない状態になるんです
運動すればスッキリすると解っていても何故か動けません
働きたいけど働かないというのもそれに近い状態を指すのかもしれません
社会的リハビリの為にやっていたこと
とにかく脳も体も気怠い状態で食欲以外なんの意欲もわいてこなかった頃でも本能的に焦りを感じていました
様々な事柄への焦りは私を更に苦しめるものの、具体的な行動へは移してくれませんでした
幸い夜に散歩するくらいの気力はあったため(家から1km圏内)それを週に1回~4回ほど日課にしていました
それだけでも気分は相当違ってくるものですが、それだけでは私のネガティブ連鎖は解消しません
現実的な問題と言うやつはどれだけ歩けども背中にピッタリと張り付いているものです。ちょうど、今年の夏私の背中に張り付いた蝉のごとく
無意味・無駄・無気力・気怠さ・焦燥
これらが私の日課をサボタージュへと誘い、その誘惑に負けることもしばしばありました
ですが、散歩と言っても15分程度のものなのでそう気負わずやったりサボったりの繰り返しをしていました
しかし、その日課で私はリハビリの第一歩を踏み出していたのです
夜中に犬の散歩をする人が割と多くて、私はよく犬に吠えられてしまう性質でした
「犬にまでなめられてるのか!悔しい!怖い!」
そんな被害妄想を抱くこともありましたが、思い切って犬の頭を撫でてみました
犬は噛みついてくることもなく自然と大人しくなってしまいました
飼い主のお爺さんは穏やかそうだったので話しかけてみると、その犬の歴史について教えてくれました
名前と種類は失念したものの、その犬はもともと海外にいる息子さんがくれたもので1年間はアメリカで過ごしてそこからずっと日本でお爺さんと暮らしているとか
確かそんな世間話を10分程していた記憶があります
その後お爺さんとは挨拶を交わして帰路につきましたが、私はその帰路の途中で自分がとても嬉しかったことを今でもハッキリと覚えています
たぶん、普通に話せたのが嬉しかったのと
なにより受け入れられた気がして嬉しかったんですね!
そんな小さな体験は私の散歩意欲もといコミュニケーション意欲を湧き立たせました
犬の散歩連れの方、交通・工事現場警備の方、スーパー・コンビニ店員の方
他にも公共施設やバスの中でも人に話しかける事が増えていきました
今考えるとお年を召した方が大半でしたし、仕事をしている人にとって私は一応お客なのでその立場を利用したことは否めません
もちろん、仕事中の方には一言二言交わす程度でした
ありがとうございます。とか、お手洗い貸していただけますか?とかそのくらいです
社会的リハビリの為に働き始めた
そんな訳の分からない自己満足の為のコミュニケーションを続けていく内に、段々と自信がついてくるようになりました
こんな事でも自信になるあたり人間というか私は単純なんです
人とのコミュニケーションなんて楽勝!と思った私は働くことを決意しました
最初はテキトーに近場の派遣かバイトで小銭を稼いでそれを軍資金に就活しようと考え、自転車で20分程の食品倉庫で働き始めました
結果、僅か2日でその倉庫を辞める事になってしまう…
いきなりフルタイムで働いたことにより肉体的にも精神的にも追いつかなかったことが原因でした
たった2日で新しい仕事を辞めた私の精神的ショックは砂上の楼閣のごとき自信を崩れ落としました
自信を失った私は再び元の生活へ戻ります
しばらくして短時間バイトでリハビリしていく事を決め、求人情報から4時間~6時間くらいの仕事を探していました
そんな時、友人から仕事の誘いがあって電話受付代行の仕事をしないか?と言われます
なんだかよくわからないけど、専門知識やスキルがない私でも出来るとの事だったので誘いを受けてみることにしました
電話受付代行とは、例えばテレビ通販の受付や通信工事の受付を行う仕事です
マニュアル通りに進める仕事で私にもできそうな気がして了承をしましたが
雇用形態は業務委託という事で頼まれました
業務委託を簡単に説明すると
会社の仕事を個人が行うことを言います(企業が行うこともある)
会社勤めの人は勤め先会社の仕事を行いますが、業務委託は会社に勤めず業務だけを請負い、社会保障や福利厚生は利用できない完全に企業と個人の業務契約となります
そのため、所属は会社ではなく個人となります
保険もなく福利厚生もないので不安でしたが、とりあえず半年契約の出来高払いで電話稼働時間や稼働日などはある程度こちらの都合を呑んでくれました
一応研修はありましたが実際やってみるとマニュアルがあるにせよ難しかった覚えがあります。笑
私の稼働時間は月にして50hを行くかどうかだったので大して稼ぐこともできませんでしたが、毎月の保険代金やケータイ・通信代金を支払うことくらいはできました
それから業務委託で働くということを知って、フリーで動く時期が何年かありました
前述したように私は特別な知識や資格を要していないため、請負う仕事のほとんどは単純労働の延長線上のものばかりでした
時には知り合いの紹介でレストランの配膳やホテルの宴会スタッフもしたことがあります。笑
そんなにいろいろ転々とするならバイトでも良かったんじゃ?と考えたこともありましたが
バイトとなると雇用期間が定められていないので、業務委託は交渉次第では期間と時間を選択できるためリハビリ期間の私にはかなり都合が良かったのです
ただ、業務委託にも今はいろいろ偽装請負をする会社や労働法違反のことをさせる会社もあるので要注意です
私はもう一度社会人として再起するためのリハビリだったので結局フリー活動は終えてしまいました
業務委託を請負った企業に誘われて今はそこにいます
いま、働きたいけど働きたくないあなたへ
色んな事情があると存じます。世の中からは小さな理由だと言われても自分にとっては大きな理由です
大きな理由には小さな原因が沢山つまっています
まずは小さなことから少しずつやっていきましょうと月並みのことしか言えませんが
それを疎かにして一気に変化を求めてしまうと、より深いネガティブ連鎖へと落ちていきます
この記事では私がやってきた社会再起のためのリハビリを書いておきましたので参考になればと思います
業務委託についてですが、私は求人サイトを運営しているので何かの力になれるかもしれません
業務委託の紹介や交渉など可能な範囲であればお手伝いできることもありますので、その際はブログで後悔しているメールアドレスにご連絡ください
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