働けるのに働かない人が増えている理由
はじめまして。お久しぶりです。ヘモヘモビンです。
以前、ブログ記事にした
これがなかなか見られていました!
今回もまた、違った見方で働かないという選択をする人が増えている理由を考えてみたいと思います
厚生労働省は30日、2016年版の労働経済白書を公表した。少子高齢化に伴う労働力人口の減少と人手不足が課題となる中、働く意欲があるのに職に就いてない「潜在的労働力」は635万人に上ると指摘
15年平均の完全失業者は222万人いるほか、職探しをしていないなどの理由で失業者として集計されていない就業希望者も413万人に上る。就職に結び付かない理由は「希望する内容の仕事がない」や「勤務時間・賃金が希望に合う仕事がありそうにない」が多い。
山形新聞の記事(2016年9月30日)より一部引用
この数字だけを見ると今ある人手不足問題とかは一気に解消しそうですが
それはあくまで数字の上で見た場合の話でしょう
“現在失業しているが職探し中”という就業希望者は413万人もいるので数字全体で見ると働くことを希望しない人より働くことを希望している人の方が多いとも捉えられる数字です
しかし、この数字もまた増え続けている事からなぜ働けるのに働かないのかを考えてみました
自分に合う条件の仕事
元記事から一部抜粋したものに
- 希望する内容の仕事がない
- 勤務時間・賃金が希望に合う仕事がありそうにない
おそらくこういった理由で働かない人が多くいるのだと思います
確かに求人を見れば低賃金で長時間労働といった内容のものが必ず検索上位に出てきます
求人では明確な内容を示さずに、面接や雇用契約時に真の内容を提示するところも少なくはありません
ネットでは釣り求人と言われています
人手がナイナイと叫ぶ企業にとって、そういった就労希望者は喉から手が出るほど欲しい人材では・・・ないみたいです
その理由として、経営者の観点から鑑みるに
賃金を押さえて長時間労働をさせる方が会社にとって得。だからです
人件費が会社を圧迫する経営状況だと、被雇用者を生かさず殺さず働かせるのが一番お得です!
もちろん!!
その被雇用者の事や今後の生活などは見て見ぬふりをしないと良心が痛んでできない所業です
ぶっちゃけその人の事なんて知ったこっちゃありません
いわゆる自己責任というやつです
しかし
私はこの考えをある程度許容できます
それは別に、使われる側が悪いんだとか嫌なら独立しろという話ではなく
会社側も被雇用者の事はほとんど何も考えていないに等しいのであれば、
被雇用者側も会社側の事なんてあまり考えない方が良いということです
一方が一方を大切にしても、もう一方が何も思わないなら叶わぬ片思いというやつです
(もちろん中には従業員の事を考えている良心的な会社も存在するので、会社全般が従業員の事はなにも考えていないと断じることは早計ですよね!)
それならばお互いフラットな関係で利用できるものは利用するという風に考えて
利害が一致する部分を探した方がその後の関係も割り切れるのではないでしょうか?
正社員<契約社員・派遣社員<パート・アルバイトという社会的な垣根が招く悲劇
社会的にはどうしても
正社員が最も地位が高く安定していて、契約社員や派遣社員は安定からほど遠く、パート・アルバイトは半分遊びみたく捉えられている事が多いです
こういった社会的な垣根が働きたいけど働けない人をそのままにしている原因の一つかもしれません
やはり世間の目というのは怖いもので、人間20代そこそこを過ぎれば正社員として立派な社会人!という常識めいたものがある事は覆せない事実です
そうじゃないよ!と言う人も多くいますが、世間の風潮はまだまだ変わりません
そういった世間の常識が働きたいけど働けない人をそのままにしている可能性があるなら非常にもったいない話です
私の聞いた話ですが、カフェでバイトをしている20代後半若い女性が同じカフェの従業員に
「あなた若いのにバイトなんかやってていいの?」
と言われたとかで
聞いた話なので真偽の程は定かではありませんが、本当ならけっこう失礼な話ですよね。笑
親切心かもしれませんが、人の事情も知らないくせに!ってなっちゃいますよね
いわゆる世の中の多数の意見だとは思います
でもこれでは反感を買ってしまうだけな気もします
正社員の中でも社会的地位やステータスを巡った競争があり
非正規社員の存在が正社員の社会的地位を証明する役割としてあるのだとすれば、それはなんとも悲しい話です
システムとしてはそのように隔てているつもりはないにせよ、これは人間の持つ優越などの感情的な部分が作り出しているものではないかと
もったいないと思う反面こういった社会構造が変わらず存在するということは
競争社会における自分の位置づけ計るものなのかもしれません
それを受け止めて個人がどこまで努力できるかという考えも大切です
大企業の社員以外は正規も非正規もそう変わらない
細かい部分は省く形となりますが、大企業以外の正規社員以外は正社員だろうと派遣だろうとアルバイトだろうとあまり変わりない!という部分も多いのではないでしょうか?
私がそう思った一番の点は「安定した雇用」という部分です
大企業はその資本・資産から裏付けされるように、今後の安定が少なくともある程度担保されている部分もあります(シャープ・東芝というケースもあり得るが)
しかし中小・零細企業とは比べ物になりません!
中小・零細企業の場合、会社の主だった事業が様々な要因で利益不振に陥った時に代わりとなる事業がない場合そのまま倒産していく
そういったケースは十分に考えられます
中小・零細企業の「正社員」と言えども、決して「安定した雇用」でないという事
待遇面に関してだけ言えば「名ばかり正社員」やっている人も多いのではないか
お金の部分に関しても時給にすれば最低賃金を切っているという話はよく聞きます
大した福利厚生もなく、保険はパート・アルバイトでも加入はできます
そうなると、中小・零細企業で正社員になる旨味というのは個々が判断しなければなりません
経験や責任を持った立場で仕事をするということやスキルを磨くためなど、お金や安定以外の物を手に入れたいという人にとって、中小・零細企業で働くことはそう悪くはないかもしれません
むしろ大きな成長の場となる事もあります
ただし、お金や・安定・自分の時間などを求める人は、できれば大企業に入るか非正規で働かざるを得ないかもしれません
正社員になれる中小・零細企業には行かず、大手の派遣や契約社員へ流れてしまうのはそういった側面もあると、私は思います
働けるのに働かない人が増える理由(個人的な理由)
働けるのに働かない人が増えている理由は様々あると思います
それこそ、家庭や健康などの理由で働けない人もいます
私が働いていなかった時は単純に(自分にとって)ちょうど良い条件の仕事がないという理由でした。笑
スキルもないので身の程を知れと今なら自分にそう言います。笑
当時の私は、お金はそんなに要らないし福利厚生も旅行とかセミナーとかそんなの行かないし要らないし
9時から16時くらいの勤務時間でストレスなく和気あいあいとやれれば良いかな~
って思っていました
そんな仕事は求人のどこをめくってもありませんでしたけど。笑
友人にそんな仕事ないかな~?と言ってお説教されたことも。笑
(あの時叱ってくれてありがとうよっちゃん)
世の中、自分の思うような内容の仕事っていうのはないんだなと痛感しました
そういうのってきっと自分で作らないといけないんでしょうね
しかし、昨今の人手不足ブームや多様な働き方ブームで、かつての私の願望が現実化するかもしれないと思うとムネアツです!
スマートな賃金で最大限働かせる!では応募すらないと思うので、スマートな賃金でスマートに働いてもらうという求人なら、今けっこう需要あると思います
会社側の旨味はほとんどありませんけど
迷い悩む人ほど就職を
名ばかり正社員だ!とか
正社員とかフリーターとか垣根がある!とか
この記事でいろいろ言いましたが
私自身は決してフリーターで居続けることを良しとはしていませんが否定もしません
完全肯定もしません
自分はフリーターでやりたことをやって死にたいんだ!
と、自分の人生を迷いなく決定して実行できる人であれば、そういう生き方も大いにあるよね!と賛成できます。
だけど、きっと多くの人は迷ったり悩んだり不安になってもやもやしながら生きているのではないでしょうか?
私はそうです
とりあえず何かをやりたい!自分ひとりで!事業でもブログでもなんでも良いからとりあえず何かやりたい!
そういった方向性が固まっていない人であればあるほど
とりあえず就職しておくことも保険をかけるという意味で無難な選択肢ですよ
就職して自分のやりたいことを見つけて、形になりそうなら実行してみて、本気で注力したいと思った時に会社を辞める
それで成功しても失敗しても私はカッコイイなと思います
いま、働きたいけど働きたくないあなたへ - メンタル弱い系!モブオヤジのブログ
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2019/06/04
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