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「宴会芸は真剣にやれ」の『入社1年目の教科書』について

お久しぶりです。ヘモヘモビンです

このヘモヘモビンというハンドルネームがダサいのではないかと薄々思い始めてきました

ヘモヘモヴィンにしておけば良かったと後悔しています

 

私も読んだことはありませんが、ネットで話題になっている

 

「入社1年目の教科書」

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news.careerconnection.jp

 

念のためもう一度!

私はこの本を読んだことがございません

なので、「入社1年目の教科書」の内容をレビューするという記事ではないのですが

この本が話題になった経緯に興味があったからです

 

 

新入社員の方々が会社側からこの本を研修用教科書として配布され

内容がゴミだということで、ほぼ新品のままでメルカリに出品したというのが発端のようです

同本はメルカリにて1247件がヒットし、うち239冊が販売中となっている。

 

内容がゴミ

 

と片付ける人もいれば

 

間違った事は書いていない

 

良い事も書いてある

 

という意見もあるそうで賛否が分かれるベストセラー本のようです

一方で企業からの評判は良く、研修用教科書として一括注文するところも多いそうです

こればかりは読んだ人の感想なので

私のように読んでいない人間があれこれ言ってしまうのは良くありませんよね

しかし、なぜこういった事が話題になり多くに人々から共感されているのか

私なりに考えてみました

 

 

 

多くの人が会社のやり方に疑問を持っている

言わずもがなですが、今回の事で目立った意見はやはり共感と批判でした

どうやら本の内容にある

 

「宴会芸は死ぬ気でやれ」

 

という項目が批判の対象になったのでしょう

もちろん、批判ばかりではなく肯定の意見もかなりありました

しかし、今回話題になったのはこの本のこの項目だったのは間違いありません

 

「こんな本はゴミだwww」

 

と片付ける人が多いですが、私は今回の話題の本質はそこにはないと考えています

確かに、宴会芸は死ぬ気でやれ!という一文だけを見ると人間は感情の生き物なので

ふざけるな!仕事しろ!と思う人がいてもおかしくありません

 

ですが、この話題の本質は会社側による新入社員教育の怠慢

あるいは一方的なコミュニケーションにあるのではと思いました

 

 

 

上司と会社による新人への一方的なコミュニケーション

会社側の意図としては、こういった研修用の本を読んで一日も早く社会人として慣れて行って欲しい。戦力になって欲しいという老婆心か親心があるわけです

しかし、新入社員からすれば

 

「大きなお世話」

 

と、捉えかねられない事だったのではないでしょうか

会社の思惑や意図は受け取った側もなんとなく解るはずです

でもその逆は果たしてどうなのでしょうか?

「宴会芸」の部分はさておき、こういった類の本を新入社員に薦めて意見や感想文を提出させるやり方はかなり不親切な教育ではないかと思ってしまいます

 

本をただ配布して読ませるだけでは会社側の意図と齟齬が生じる可能性があります

その本を読むことによりどう仕事や組織の在り方に繋がるのかを、事前に少しでもいいので説明しておけばこうはならなかったのではないかと

一方的なコミュニケーションは上司と新人の間に亀裂を生み、不信感を抱かせてしまう結果にもなり得ます

 

会社側も新人教育にがっつり時間を割ける余裕がない場合もあります

そういった時に啓発本や研修本はある意味で合理的なのでしょう

組織自体、一人ひとりの意見や希望を聞いていては回らないものなので

せめて理念だけでも共有したいという会社側の意図ですよね

この辺りも一言で良いので伝えておくことがフェアではないでしょうか

 

会社の理念を共有してもらうには責任者がしっかりと説明する方が新人も聞いてくれると思います

「これ読んどけよ」

ではあまりにもぞんざいな説明ですし

最初から会社のスタンスは「自分で学ぶこと」みたく説明していれば、そのスタンスに賛成する人が残るのでやはり説明は必要ではないでしょうか

 

 

「入社1年目の教科書」は今回、一部切り取られた形で話題を呼びましたが

良いと言う人もいれば悪いと言う人もいるのがベストセラー本の宿命ですよね

全部読んでから各々で良し悪しを決めれば良いと思います

良い部分もあれば悪い部分もあり、合う部分もあれば合わない部分もある

とても勉強になった話題の出来事でした

 

 

 

 

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