「日本の面接はマナーの地雷原」の見方について。
あけましておめでとうございます。ヘモヘモビンです
年明けから急にブログ閲覧数が伸びていて驚きました
原因はモチベーションアップ株式会社の記事でした。笑
まとめられたところから検索に引っかかったんだと思います
相変わらずユニークな会社です。
モチベーションアップ株式会社はかなり昔に求人募集広告を出していたそうな
今現在は不明ですが興味のある方はどうぞ。
「日本の面接がヤバい!」と騒ぎ始めた海外
年明け早々、話題になっていたのは日本の面接マナーの異質さでした
海外の人にとって日本の面接の何が異質なのか?と言うと
海外の人が日本式面接のどこに注目して驚いているのか
簡単に言うと
- 面接に必ずリクルートスーツ(黒)に白いシャツ、黒い靴じゃないとダメ
- 髭も洗髪も濃い化粧もNG
- コートはビルに入る前に脱いでおく
- 面接室に入る時のノックの回数や立ち位置
- お辞儀の角度
- 面接中の手の位置
- 面接時間の10分~15分前に到着して置くこと
などなど
個人的には履歴書とかいう資源の無駄遣いをくぁwせdrftgyふじこlp
これらの日本式面接マナーに対する海外の反応は
「ヤベぇ…」
の一言が多そうですが
「奴隷になる方法だろ」
などとキツイ意見や
「意味のない規則に従わないといけないなんてかわいそう」
など、同情的な意見も散見される
日本式面接は減点方式?
私の個人的な意見ですが、これは減点式の面接方法で
面接を受けに来た人材が、どれだけ企業側に合わせる事ができるかという点や
これまでの日本式面接を踏襲し、減点方式で人材を判断している場合もある
ちなみに、私もこういった減点式面接方法を受けたことがあります
面接官が手に持っているチェックシートのようなものに対して面接後それは何ですか?と素直に聞いてみました
教えてくれるわけないと思っていたんですが、面接官はあっけからんと
「面接マナーの採点チェック表だよ~」
と教えてくれました。
詳しい内容の説明はされませんでしたが、「喋り方」や「顔の表情」や「姿勢」などと細かい部分に違和感がある場合、減点の項目にチェックが入るそうです
詳しい内容というのは、ハッキリ言ってしまえば面接官の判断基準という事だそうです
つまり、面接官が
「あ、コイツいま目泳いだ」
「あ、お辞儀の角度が45度じゃない」
「あ、ちょっと髭が残ってる」
「あ、喋り方変!」
と思った時点で減点対象となるのです
日本式の面接は基本的には減点方式です。それで正しい採用が可能かどうか分かりませんが
そういったマナーにこだわる事ができる企業は余裕のあるところなのだと思います
面接マナー≒大人としての常識
面接マナーを全て守ることが大人として、ひいては社会人としてのマナーかどうか?
これも私の個人的見解ですが
入る企業によって「常識」という言葉は変貌します
転職をした事がある人は、前にいた会社では当たり前だった事なのに、今の会社では当たり前じゃない。という経験をされたかたも多いのではないでしょうか?
どちらが正しいという話ではなく、会社によっては仕事内容も取り巻く人間関係も大きく変わってしまうからです
つまり、
「これがやれなきゃ大人じゃない」
「これができなきゃ社会人じゃない」
という言葉は勤める会社の環境や言う側の人間によって変わってしまいます
私が思うに、何が出来ても何が出来なくても大人な人は大人だし、出来ようが出来まいが大人じゃない人は大人ではないと思っています
服や髪の乱れなど目立つところがあれば、とりあえず相手の言い分を聞いてあげるのは大人の務めではないでしょうか
例えそれが言い訳だとしても、立派な言い訳なら良しとしてみませんか
ここはひとつ大人の余裕を見せつけませんか?
こうして海外目線で見ると日本式面接マナーというものは極端にも見えてきます
しかし、この面接マナーが今日明日で見直される期待はできません
今後もしばらく日本式面接マナーは続いて行くでしょう
なので、是非とも就活を始める人は、こういった業務に無関係な日本式マナーを鼻で笑いつつも
「合わせてやるよ。大人だから」
と思いながら面接に挑んでみて欲しい
気持ちの部分でかしこまる必要性は全くありません
目の前にいる面接官よりあなたが下の人間という事はまずありえないのですから
あなたはいっぱしの大人の心を持っていると考え、
「大人だから合わせることもできますよ?」
くらいの余裕を携えた心持ちでいてくださいね!
批判されている内容について
もう一度、先ほど羅列した「ここがヘンだよ日本の面接」を並べてみます
- 面接に必ずリクルートスーツ(黒)に白いシャツ、黒い靴じゃないとダメ
- 髭も洗髪も濃い化粧もNG
- コートはビルに入る前に脱いでおく
- 面接室に入る時のノックの回数や立ち位置
- お辞儀の角度
- 面接中の手の位置
- 面接時間の10分~15分前に到着して置くこと
まるでミスを許さないぞ!という風にも受け止められる内容です。笑
これらの事に細かく採点する方も相当極端だとは思いますが
世の中には同じくらい両極端な人もいて、金髪や香水のつけすぎや面接官に対するタメ口など
客観的に見ていて決して気持ちの良いものではない事をする人もいます
ただ、派手な洗髪も企業側が良しとしているのであればOKです!
香水も例えば体臭がキツイと気にしている人もいるかもしれません。そこは採用担当者と相談しておいた方が良いかもしれません
面接官に対するタメ口も、人と会社によってはOKな気もしますね
でも、現時点ではどれもやらない方が良いです
自分が会社に何を求めているのかをハッキリさせて、こうした態度を取る事によって会社を品定めするのであればそれアリだとは思います
余談
考えてみれば、今の団塊世代と呼ばれる人たちなんて面接にマナーもへったくれもなかった時代に採用されていたはず
それこそ、こんな面接マナーなんて存在しておらず
また、当たり前というような時代でもなかった
グローバル化が進んでマナーを重視し始めたのかもしれませんが
そのグローバル社会に批判されるとは思いもよらなかったのではないでしょうか?
そうだとすればこれ以上ない皮肉です
もう少し肩の力が抜けた面接だと、お互いの素の部分が見えてくるのにもったいないなと思います
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