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働かないという選択。働かない人が増えていく理由を考えてみた

働いたら負け

 

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ネット上では頻繁に見かける言葉ですが、ここ数年この言葉に共感する人が増えてきたのではないかと思います

 

過労死や過労自殺が話題の昨今、この言葉は一種のスローガン化しているように見えます

 

働いたら負けという言葉に共感する人が増えたということは

普通に働いても得られるパイは決まっているという事に気づいた

とも捉えられるのではないでしょうか?

 

そして

そのパイはこれから先減り続ける。

という事に気づいた人が増えてきたのではないか?

 

働かないという選択をした人は労働が辛く厳しいものだから。という理由だけではなく

辛く厳しい思いをしても得られる対価が見合っていないから

そんな意見もあるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

「働かない」を選ぶ理由 将来の社会保障への不安

このグラフもネット上ではよく見かけますね

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このグラフは今から約6~7年ほど前のものだと思います

この間、20代だった人は30代へ。30代だった人は40代へ歳を重ねた事でしょう

時の流れは速い!

しかし、このグラフを見るように若い人の間では

「年金なんて払っても払った分も貰えない」

と、考えられているのではないでしょうか?

つまり簡単に言うと

若者の一人負け状態が今後約束されていると言っても過言ではない

 

これらの現状を知った若い人が働かないという選択肢を選ぶのも仕方ないのでは?と、私は思います

最近では年金支給開始年齢の引き上げも取り沙汰されており、今の若者が対象年齢になる頃には年金制度そのものが破綻しているのでは?と嘯かれています

biz-journal.jp

 

少なくとも年金だけで老後を過ごすことは控えめに言っても難しいのではないでしょうか?

 

 

「働かない」を選ぶ理由 生涯賃金の減少

 

www.nenshuu.net

このサイトを参考にしたところ、大卒サラリーマン(男性)の生涯賃金の平均は2000年~2013年度にかけて2400万減っています

高卒も同じように2000万くらい減っています

10年かけて2000万減るということは、今後10年で更に減り続ける可能性は大なのではないでしょうか?

大卒女性の減り幅も同じくらい激しいですね

こういったサイトの統計がどれだけ正しいのかは解りませんが、サラリーマンの生涯平均賃金が減り続けるであろう事はこれからの時代確かな事だと思います

 

この生涯賃金の平均ですが

中小零細企業で働く人たちにのみ焦点を当てた場合、一体どれほどの金額になるのか?

simulize.com

シミュライズから一部抜粋すると

大企業で働く人の生涯賃金 2億1,246万円

中企業で働く人の生涯賃金 1億5,931万円

小企業で働く人の生涯賃金 1億3,449万円

 

という計算が出ておりました

小企業と大企業の差は7,700万円以上ありますね。かなりの差です

もちろんこの数字も個人によって異なります

会社の倒産や業績などで変わってくる数字だと考えられます。今の時代大企業でも安心できないと思うので

 

こういう統計だけ見ると生涯賃金は確実に減ってきており、特に小企業以下で働く人にとっては決してモチベーションが上がるものではありませんよね

働かないという選択をした人はこういう部分も見てるのかもしれません

こういった現状で中小企業が打てる手は、優秀な成果を残した人間には大卒だろうが中卒だろうが見返りを与える成果主義を採用するのではないでしょうか?

中小企業は今後ますます成果主義へと移行していく事が予想されますね

 

そうなると、普通に働くという時代が明確に変わっていくのではないでしょうか?

 

 

 

「働かない」を選ぶ理由 普通の働き方以外の働き方があるから

 

働かない理由①と②を見て、「働かない!」と決める人はいないと思いますが

どれだけしゃかりきに働いても報われない。という閉塞感が息巻いているように思えてきますよね

少なくともこういう暗い現状を見て明るい未来を想像する事は難しいかもしれません

不安感みたいなのが頭にこびりついて余計に労働意欲を割くのかも

世の中、ニュース見てると信じられないような事が起こってるもんね

信憑性は不確かだけどネットでの個人的な体験談だともっとえげつない話がありますよね

ああいうの見るとガックシきちゃいますよね

 

「働かない」を選ぶ人の中には、フリーランスや起業や海外での就職を選ぶ人もいます

普通に働かない事を選ぶ人の中には様々な理由があると思います

会社に属したくない、自分で組織を作りたい、海外の良い環境で働きたいなど

働き方っていうのは何も長時間労働短時間労働だけではなく、そういったスタイルの話でもあるんでしょうね

 

 

「働かない」を選ぶ事は正しいか正しくないか

とは言ったものの、世間では働かない人への風当たりは未だに強いです

働かないことが正しいのか、働くことは正しいのか

そういうのはそれぞれの事情もある為、白黒つけることはできませんよね

働かない人の事情や気持ちも解るし、働く人の事情や気持ちも解ります

だけど世間は結構極端ですよね。働いても働かなくても小バカにされちゃうんだから

働かないことが正しくないなら、普通に働くことも正しい時代ではなくなっていますよね

無責任に「働け」とか「働かなくてもいいんだよ?」なんて言えませんよね

 

 

まとめ

様々な理由で「働かない」を選んだ人はいると思います。病気で動けないとか、資産があるから働かなくて良いとか、労働に人生をかけているわけじゃないとか

そういった人もいるし、普通の働き方にうんざりしている人もいます

私個人として、働かないことを選んだ理由のひとつに

 

未来に期待を持てない

 

というものがあるのではないかと考えています

どう考えても衰退していく社会で、高度経済成長期のような社会全体が潤っていくような事は人口形態から見てもあり得ない

若い人は義務教育の頃から経済的に良くならない日本を見てきているので希望を持てないのかもしれません

一生懸命になって頑張って働くからには相応の見返りを求めるのが人間ですし

それがないならテキトーに流すか、やらないとなるのは自然な事のようにも思えます

 

働かない理由は皆それぞれあると思います

働かない事を注意するのではなく、どんな理由があって働かないのか

それを受け入れてから選択肢を提示できるのではないかと、私は思います

 

 

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