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人手不足スパイラル ~いま、企業にできる事~

ヘモヘモビンです

食欲の秋と言いますがついつい食べ過ぎて太りました

ストロベリー味のチョコレートがとても美味しい季節なんです

他にもスナック菓子やクリームパンが美味しく、糖尿病まっしぐらではないかと危惧しております

 

そんな甘い物好きのニーズに応えてくれる製パン工場や製菓工場

私の住む地域にも食品生産工場がいくつかありますが、万年人手不足なのかポストに投函される求人チラシにいつも掲載されています

人手不足が嘆かれる昨今、人手不足倒産が全国で発生しているそうで

ほんの10年前なら考えられなかったような事態に、私はもちろんのこと経営者はもっと驚いているのではないでしょうか

 

www.sbbit.jp

 

www.sankei.com

 

 

深刻化する国内の労働力不足によって引き起こされる人手不足倒産

労働ダンピングを行ういわゆるブラック企業の倒産は歓迎したいですが

一定の条件を満たしているにも関わらず、人手不足によって事業継続が困難となる会社がやむを得ず倒産するケースは良いニュースとは思えません

そういった企業はもともと求人を上手く利用できなかったか毎日数十数百と更新される求人に埋もれてしまったのではないでしょうか

 

人手不足で倒産したすべての企業が努力不足だったとは思いません

それからそういった会社がブラック企業だとも思いません

ですが、率直に言って人手の関係で倒産してしまう会社は景気の上下によって従業員を不安にさせるところが多いです

宿泊関係はその最たるもので、十年前はあちこちのホテルや旅館が閉館していき、それらに伴った事業赤字によって従業員解雇が行われていました

しかし、その十年後の今はどうでしょう?

海外からの観光客、国内の景気、それらが上振れして今度は人手不足に苛まれています

これでは求職者側も ❝景気に影響を受けやすい職種❞ と考え敬遠してしまうのも頷けます

 

 

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人手不足スパイラル 「バカにならない求人広告費用」

皆さんお馴染みの求人広告はなんでしょうか?

社員系ならリクナビマイナビdodaあたりが主流でしょうか

パート・アルバイト系ならタウンワークマイナビバイト・an・イーアイデムなどが目立ちますね

 

私も昔毎週発行される求人誌を手に取って眺めていましたが、本当に人が来ないんだなという企業はほぼ毎週載せていましたね

一ヵ月とかではなく半年近く載せていた企業もありました

二週間載せて二週間間を空けてまた二週間載せて~といった企業も

 

人手不足による負のスパイラルは求人募集段階で既に始まっています

一度求人に掲載すれば応募が来るだろうと思うのは早計なのです

もし応募が集まらなかった場合、責任の所在はどこか?

どこにもありません。強いて言うなら求人広告営業マンかそこの会社に文句を言えるくらいです

アルバイト求人の掲載なら数万円程度で済みますが、社員求人となると最低でも十数万円の費用が必要になります

一度の利用で一週間から二週間程度は掲載されますが、その間にも新しい求人は続々と掲載されていきます

 

他の求人に応募が行き、より採用が困難になってしまう

しかし人を雇わないと事業継続も難しくなってくる

そしたらまた求人広告を出しますよね?

私の知っている企業の採用担当者さんは一ヵ月で求人広告費用に百万円近く費やしました(かなり大々的な宣伝をしたそうです)

その甲斐もあって応募もある程度集まって数名ばかり採用できたは良いものの、百万円もかけた広告費用の元を少しでも取りたいと考え、かなり厳しい面接をしてしまったせいか採用後に逆お祈り(採用辞退)をされてしまいました

なお、厳しい面接と採用辞退の因果関係はハッキリしていません。あくまで採用担当者さんの見解です

 

高い求人広告費とそれを継続して支払い続けるツケは、結果的に会社のお金を無駄にして、応募してきた面接希望者や採用された人材へと回されていくはめになります

大手求人広告が高額な理由は、製作費うんぬんよりもアフターケアや諸々のオプションがついてくるからでしょう

 

 

人手不足スパイラル 「求人を出せば出すほど敬遠される」

いつも求人掲載をしている会社はけっこうあります

そういった企業が必ずしもブラックとは限りません

ずっと求人を出し続ける余裕はあるのでしょうけど、見てる側からすると応募するのに二の足を踏んでしまうことも…

 

求人側と応募側のニーズが一致していないと

①企業が望むラインの人材が来ない

②採用してもすぐ辞めてしまう

③応募自体が少ない

以上のケースによって人手不足による負のスパイラルは加速していきます

 

毎回求人を出す企業は次第に悪い意味で認知されていきます

求人と応募の間に双方のコミュニケーションが可能であれば、誤解や偏見を解くチャンスかもしれませんが

現在の求人はほとんど一方的です。これではネットで生まれる誤解や偏見を解くことはできません

求人に応募が来ないという事は、周知不足かその求人に対してニーズがないからです

ニーズはないが悪い意味で認知されていき、求職者から敬遠されていく

人手不足の負のスパイラルここに極まりです

 

 

人手不足スパイラル 「求人から人材派遣・業務委託」

せっかく出した求人に応募が来ない。そんな企業が次にとる手段は派遣や業務委託です

自社での採用は諦めて外部委託する

もちろんこれは長い目で見れば決して良い方法ではないですが、事業継続していく上で講じざるを得ない手段です

 

人材派遣会社を通して人を雇うのも業務委託も割高で企業側に利益は残らないか赤字の状態です

それでも事業継続をする理由はなにか?

様々な事情があります。それこそ一言にブラック企業と断じれない事情がその会社にはあるのですね

中には本当に従業員思いの経営者さんもいます。ですが、やはり従業員側は不安だし業務負担も増えて体を壊してしまいかねないといった人もいます

そうなると退職してしまう従業員も出てきてますます人手不足へ

 

 

人手不足スパイラル 「頑張っている良心企業がたくさんある」

人手不足に嘆く企業の中にも従業員を大切にしている企業がたくさんあります

求人側と応募側にズレが生じているため、人が会社に集まらないといった事は往々にしてあります

しかし、そのズレを修正せずに胡坐をかいてしまっている企業が多いのではないかと

大手企業や有名ベンチャー企業はあらゆる角度から人材募集をかけており、企業と人材側のズレを少しでも修正しようと努力しています

そういった誠実な努力をする企業に人材が集まるのは納得できます

中小企業でもそのような努力をしている会社はたくさんあります

ただ大手求人広告に掲載して反応を待っている会社が今後も安定して人材を取り続けることは難しいでしょう

どんな小さな事でも人材側にアピールできる部分はあるはずですし、人材側が求める情報も細かく察知して公開していきましょう

 

 

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人手不足自体は悪い事ばかりではありません

売り手市場になったここ数年は学生さんが就職で苦労することも減りました

転職も以前よりうんと気軽にできるようになりました

しかし、黒字経営している企業が人手不足で倒産していく事はけっこう危ういのではないでしょうか

人手不足倒産した企業の多くは後継者難によるものだったそうです

やはり不景気だった25年間がここに来て大きな歪みを作ってしまった

 

 

 

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