若い世代が消費しなくなった理由をいくつか考えてみる
ヘモヘモビンです。
年齢を重ねるにつれて自分の器が大きくなると信じていたあの頃
色んなことを受け入れて、菩薩のようになるんだと信じていたあの頃
そんな思い込みは年を重ねて嘘だと実感するようになりました。
年齢を重ねるにつれて自分が小さく小さくなっていく事が手に取るようにわかります
あんまり気にしていませんが!
10年近く前からTVで「若者の〇〇離れ」と題したニュースを見るようになりました
ユニークな〇〇離れですが、スポーツ関連を細分化する必要はない気がします。笑
最近では若い人が「外出」すらしなくなったというニュースもみかけます
若者が消費や外出をしない代表的な理由
など他にも様々な理由が挙げられています
これらの理由が主な原因と決めつける事は出来ませんが、少子化はけっこうなウエイトを占めているものと考えられます
単純に人が減るということは消費も減ることに繋がるからです
これまでの若者(団塊・団塊Jr・ポスト団塊)が築いてきた消費文化を今の若者が同じように消費すると考えるのは少し傲慢じゃないだろうか?
経済的に豊かな時代やインターネットが普及していなかった時代の流行や消費トレンド
経済的に下降する時代やインターネットが普及した時代の流行や消費トレンド
その時代や風潮によって若い人の考え方や価値観は変わっていくのが常ではないでしょうか
若い世代が消費しなくなった理由(私見)
色んな理由や原因がありつつも
若い人が消費しなくなったことや働かなくなった事は全て繋がっているのではないだろうか?
原因を細かく言ってしまえばお金の事や環境の事や少子化やインターネットと、個人によって様々な理由があるだろうけど
やはり、自分たちの将来に期待ができない事も一つの要因ではないかなと思います
流動化する社会の中でこれまでのように年齢を重ねた分、給料や社会的地位が上がるわけでもなく
むしろ年齢を重ねるにつれて今よりも貧困化する事を予見しているのかも
そういった足元がおぼつかない時代を生きる若い世代にとって
消費しない事はささやかな抵抗や声なき講義のように思えて仕方ありません
超身勝手な解釈ですけど。笑
経済的に貧困化するということは余裕がなくなるという事にも繋がります
余裕のない若者に、「消費しない」「最近の若者は草食」「若者の〇〇離れ」と説教じみた警鐘を鳴らすニュースは無意味な若者いじめとも呼べるのではないでしょうか?
若い人は今あるルールの中で精一杯自分なりに生きているのだから
静かに見守ってあげれば良いと思います
どうしても口を出したいなら若者にじゃなく社会全体に問いかけてみるのも手ですね!